大金持ちになりたい 25

大金持ちは「好きなこと」にお金を使います。これは当たり前です。ところが、好きなことにお金を使えていないことのほうが多いのです。車や家に興味がない人でも、高級車に乗ったり豪華マンションに住んでいないと貧乏だと思われたらイヤだと見栄を張り始めると、見栄と好きのバランスが崩れます。まわりからどう見られるかという見栄にどんどんお金を使い始めると、好きなことにはケチるようになります。好きなものに対してお金をケチった時に初めて節約の実感がわいています。これが節約の落とし穴です。嫌いなものを削ってもあまり節約感はありません。もともと嫌いで、そこに無駄にお金を使っていないのです。好きなものを削り始めた時に、こんなに自分はガマンしているという節約の快感にハマってしまうのです。これは、自虐です。こうするとお金は失うことになります。実は、見栄のために使うお金は蓄積になりません。好きなことに使うお金は、一見無駄遣いに見えても必ず蓄積になります。

大金持ちになりたい 24

小金持ちは、店から買う。
大金持ちは、人から買う。

店から買うのではなく、人から買おう。１回で利益をむさぼったら、継続的な付き合いはできないのです。

大金持ちになりたい 23

小金持ちは、自分一人で仕事をする。
大金持ちは、リーダーを育てる。

３６５日休みをとれない人は、そこで働いている人を育てていません。自分より優秀なリーダーを育てよう。

大金持ちになりたい 22

忙しいことを、恥じよう。自由時間を研究開発にあてる人が大金持ちになれる。

今やっていることにいっぱいいっぱいでは、次の仕事をすることはできません。貧乏性の小金持ちは、今やっている仕事が増えて自由時間がなくなることで自分が豊かになったと錯覚に陥るのです。「忙しぶる」はやめよう。

大金持ちになりたい 21

小金持ちは、会社を背負う。
大金持ちは、自分がいなくてもすむシステムをつくる。

「会社はオレで持っている」「オレがいなければ会社がうまくまわらない」と言う人は、どんなに成功してお金を得たとしても、結局は小金持ち止まりです。ただの奴隷長にすぎません。

リーダーの仕事は、次のステップをつくることです。

遊びは、次のことを生み出す一つの手段です。

大金持ちになりたい 20

お金があっても時間のない人は、小金持ちどまりだ。

金銭感覚と時間感覚は連動しています。金銭感覚のある人は時間感覚があります。時間感覚がなくなると、金銭感覚もなくなります。「貧乏ヒマなし」になったら、永遠に大金持ちにはなれません。大金持ちになるチャンスは、働いていない時間に生まれます。仕事のできる人は、労働時間を短くして、働いていない時間を生み出すことができます。それが将来につながる時間になるのです。

労働時間を短くできるように、考えよう。

大金持ちになりたい 19

小金持ちは、儲かっていない時に努力する。
大金持ちは、儲かっている時ほど努力する。

儲かっていない時には、やる気をなくす人がいます。
儲かっている時には油断をします。
どちらもいけません。

実績よりも評価を上に見られようとするからお金持ちになれないのです。
同僚にも上司にも会社にも、できるだけ評価が低い形で進んでいくのがベストです。これは「謙虚」と言いますが、謙虚ではありません。未来への研究開発をしている人は、未来に評価はされるけれども現状では評価されないことを覚悟でやっています。現時点で「収入が少ないこと」も「評価されないこと」もハッピーなのです。それで感謝が生まれるのです。

大金持ちになりたい 18

最初から儲け過ぎると、研究開発をしているヒマがなくなる。

今あなたが儲からないとかヒマだとしたら、それは未来に対しての研究開発をしなければいけない必要な時間なのです。「ヒマだよな」と感じている人は、研究開発を怠っているのです。

大金持ちになりたい 17

安い仕事ほど、得るものが大きい。儲け過ぎた時に、必ず交際の幅を狭めます。その儲けはまわりのみんなで分配するという気持ちになれる人は大金持ちになれます。少し儲かってきたら、「もっともっと」と独占し始める人は小金持ちでとまります。

大金持ちになりたい 16

小金持ちは、蓄積になることをしない。
大金持ちは、蓄積になることをする。

目の前に大きな収入の入る仕事があるとすぐ飛びつく人は、蓄積という発想のない人です。目に見えない形で地層になっていくのが、本当の蓄積です。